2020/09/07
大阪市のお客様より古本・古書の出張買取ご依頼いただきました。
「現代カメラ新書 マクロテクニック」平岡武夫著
「現代カメラ新書別冊 中型カメラシリーズ ゼンザブロニカのすべて」
「現代カメラ新書別冊 35ﾐﾘ一眼レフシリーズ ミノルタのすべて」
「現代カメラ新書 大型カメラの世界」北代省三著
「現代カメラ新書 大型カメラの使い方」土方健介著
「現代カメラ新書 ヌードを写す」中村立行著
「現代カメラ新書別冊 35ﾐﾘ一眼レフシリーズ ニコンF3,EMのすべて」
など 古書・古本等 150点程度
朝方、「ラインハルト」がトレンドに入っていたので調べると
NHK Eテレで昨晩 ノイエ銀英伝２３話「さらば。遠き日」が放送された結果のトレンド入りだったようです。
ノイエ版銀英伝はすでに（当然）全部見終わっていたので、地上波まではチェックしてなかったのですが、
銀英伝前半の最大の山場でやむなく退場してしまった、キルヒアイスに敬意を表して
銀英伝の思い出でも書いてみようかと思います。
銀河英雄伝説を知ったのは、たしか中学の時だったかと思います。
今でいうライトノベル（スニーカー文庫）にはまって、ロードス島戦記なんかを読み漁っていたころ
「アルスラーン戦記」で田中芳樹に出会い、そこから「銀河英雄伝説」を手に取った覚えがあります。
その時には、すでに１０巻まで完結していたので、全巻一気に読みでした。
最初読んだ時には、ラインハルトの卓越した戦争センスや、ヤンの奇抜な戦術・戦略に、自分もこんな英雄になれたらと夢想したものです。
参画するならどっちの陣営がいいかとか、知り合いと議論したりしたことも。銀英伝ファンならあるあるですよね。
いまとなって考えると、一番感化されたのは、ヤンの「国家も平和も永遠ではない」という思想でしょうか。
よかったのかわるかったのか・・、何事にも、ちょっと引いた目線でみてしまうのは、ヤンのせいだと思ってます。
紅茶党を気取っていたのもヤンの影響でした。
というこで、私はヤンびいきです。
大学時代は、どこからか石黒版のアニメを借りてきて、一気見したこともありました。
就職してからも、中学の時に買った「徳間ノベルズ版」全１０巻を何度か読み返しましたが、
自分の年齢、立場が変わると、読んだ感想も変わってくるのが面白かったですね。
今だと、ギャゼルヌ中将の後方支援の苦労も身に染みて感じてしまうし、
すごい嫌な奴だと思ってたオーベルシュタインも彼なりの思いと信念があって動いていたことも感じてしまいます。
ただ、何回読んでもトリューニヒトだけは、好きになれませんね。
自分にとって「銀河英雄伝説」は座右の書ですね。なんか人生の変わり目に読みたくなる本です。
今回、新しく最初からアニメ化されるということで、石黒版が原作重視で出来が良かっただけに
どうなるかと思いましたが、映像も声優陣の演技も素晴らしく、もっと評価されてもいいのにと見るたびに思います。
「鬼滅の刃」にも負けてないと思うのですが・・
なんとか、最後まで走り切ってもらいたいです。
あと、外伝たしかもう何巻か書いてくださる予定じゃなかったでしたっけ？田中先生。
無理なさらなくて結構ですが、できればお願いします。
「銀河英雄伝説」むちゃくちゃ面白いので、未読のかたは是非読んでみてほしいです。
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